2018年8月3日(金)
交通事故防止大会(講習会)が開かれました
経営者層向け「交通事故防止大会(講習会)」が行われ、講師として碑文谷警察署より交通総務係課巡査部長 中西健太 様をお迎えしました。
開会にあたり土屋支部長の挨拶があり、本大会における講習会は、貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク)の「安全性に対する取組の積極性」の判断基準の一つである「自社内独自の運転者研修を実施している。」にも該当する重要な講習である旨等の説明がありました。

続けて中西様の講和があり、まず冒頭に自己紹介を頂き、碑文谷署には2年前に赴任され、都立大交番、パトカー警邏、交通捜査課を経て、現在は交通総務課に所属され、主に幼年層の交通教育に従事されているとのことでした。
また、碑文谷署管内の110番通報では約50%が交通事案とのことで、目黒区民の方々は地域防衛に対する意識が高いと感じているとのことでした。

次に、警視庁管内における飲酒を起因とする死亡事故については、昨年度は0件でしたが、今年度は8月2日現在既に9件も発生し、由々しき事態となっているとのことで、飲酒運転防止DVD「終わりなき悔恨~飲酒運転の果てに~」を視聴しました。


DVDの視聴を終え中西様より、重過失のない一般的な飲酒起因の死亡事故に対する刑期は4年弱であるが、加害者はこの刑事的制裁を終えても、行政的制裁(免許取消)、民事的制裁(賠償金)、そして社会的制裁(家族離散や地域住民からの誹謗中傷)が待ち構えており、天網恢恢疎にして漏らさずの如く飲酒運転が高リスクであるかを認識して欲しいとのことでした。
最後に、目黒区の交通事故発生の状況は、警視庁管内で大体真ん中のランキングになっていて、これは貨物車が係わった交通事故の発生件数も同じとのことでしたが、目黒区には大通りと非常に道幅が狭い道路が混在しており、住民も多いことから自転車の利用も多く、プロのドライバーとして十分な注意を払って車両の運転を行うよう指示を頂きました。
納涼親睦会を開催しました
交通事故防止大会(講習会)終了後に納涼親睦会を開催しました。
目黒交通安全協会会長(黒沼運送㈲会長・前支部長)である黒沼共栄氏の挨拶で開宴しました。


宴たけなわのなか、渡辺副支部長の締めにて閉会しました。