2019年8月2日(金)

納涼親睦会を開催しました

経営者層向け「交通事故防止大会(講習会)」終了後は、目黒交通安全協会会長(黒沼運送㈲会長・前支部長)である黒沼共栄氏の乾杯の挨拶により納涼親睦会を開宴しました。

交通事故防止大会(講習会)を開催しました

経営者層向け「交通事故防止大会(講習会)」が行われ、講師として目黒警察署より交通総務係長 警部補 杉浦伸吾 様をお迎えしました。

開会にあたり土屋支部長の挨拶があり、本大会における講習会は、貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク)の「安全性に対する取組の積極性」の判断基準の一つである「自社内独自の運転者研修を実施している。」にも該当する重要な講習である旨等の説明がありました。

続けて杉浦様よりお話を頂きました。

ご講話の概要は次のとおりです。

年齢とともに体感機能が変化します。変化するとは、馴れによって経験則に頼った行動になって行くということです。

例えば、車への乗車手順。
果たして現在、教習所で学んだ手順を今でも守っているでしょうか。
いつの間にか、省略・簡略を重ね、シートベルトさえ走り出してから装着しているのでは、ありませんか。

もうひとつ、止まれの標識に対して、きちんと止まっていますか。
結局、路上で検挙されるドライバーの人達が必ず言うのは「私は止まった。」なんです。
でも、こちらは止まっていなかったので検挙したわけですから、結局は、徐行をして左右を見ていることを、止まって確認したと思うようになってしまっているんですね。

交通ルールは守るべき。でも、分かっちゃいるけど、守れない、守らない、に至っていませんか。

皆さんは、運送を生業とする会社の責任者の方々ですので、依頼された運送業務を安全に完了させるためには、是非従業員の方々に、『慣れている道こそ、急いでいるときこそ、安全確認を行う。』ことを伝えて下さい。

また、アルコールが人体に影響は、お手元の資料のように予想以上に長時間に渡ります。
乗車前の点呼では、必ずアルコールチェックをお願いします。

最後に、運転者の意識改革として『交通ルールは守り切ることにより、気分が良くなって、気持ちが安らいで行く。』という指導をお願いします。

ご講話の後は、最近の高齢者による事故が多発していることをうけ、「ある日、高齢の父親と、働き盛りの息子の心が入れ替わってしまう・・・」というユーモラスな設定のDVD『シルバー世代の交視聴しました。

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