2018年10月2日(火)
目黒支部・運転者講習会を開催しました
目黒区総合庁舎・大会議室にて「運転者講習会」を開催しました。
まず冒頭の土屋支部長の開会のご挨拶では、東ト協としての交通安全に繋がる取組みである『セーフティドライバー・コンテスト』、『ベストドライバー・コンテスト』の概要説明と、春と秋の全国交通安全運動の期間中に行っている街頭活動の都内統一行動について、目黒支部では大型トラックをターゲットとした『トラック・ストップ作戦』を目黒警察署、碑文谷警察署にて毎年行っている旨の説明がありました。

次に、目黒警察署交通課 様からご提供頂いた『1秒のミス・心のミス 危険予測と安全確認』というDVDを視聴し、DVD視聴後に目黒警察署 交通課 交通総務係 総括係長 杉浦 伸吾 警部補 様よりご講和を頂きました。

杉浦様からは、安全運転のための三つのキーポイントのお話がありました。
①安全確認とは「見る」ことである
・歩行者、対向車等の状況判断は、直接自分の目で見て行う。
・確実に見るためには、停止した状態が最もよい。
・徐行しながらの安全確認は、”脇見運転”と同じこと。
②交通ルールは守り切るんだという意識改革が必要である
・エンジンを始動してから、目的地に着いてエンジンを切り安全ベルトを外すまで、気を抜いてはいけない。
・標識や表示が示す交通ルールを愚直に守ることにより、守りきったという心地よい達成感が生まれる。
③自信は過信になり、ミスに繋がる
・運転技術は経験により確かに向上するが、加齢により劣って行く能力があるとも忘れてはいけない。
・これまでの無事故や無違反も偶然の幸運として考えれば、過信に至ることはない。
・「だろう運転」を止め「かもしれない運転」に切り替える。
④心のゆとりがミス発生を防止する
・「早く曲がりたい・早く渡りたい」という焦る気持ちが事故に繋がる。
・歩行者、自転車、オートバイ、乗用車、トラック等の動きを見極める。
最後に東ト協指定の「トラック運転者のための安全運転ポイント」を視聴しました。

