2017年8月4日(金)
交通事故防止大会(講習会)&納涼親睦会を行いました
経営者層向け「交通事故防止大会(講習会)」が行われ、講師として目黒警察署より交通課長の大森隆之警部殿をお迎えしました。
開会にあたり土屋支部長の挨拶があり、本大会における講習会は、貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク)の「安全性に対する取組の積極性」の判断基準の一つである「自社内独自の運転者研修を実施している。」にも該当する重要な講習である旨等の説明がありました。
続けて大森課長様の講和がありました。
ご講和の概要は次のとおりです。
昨年度の交通事後による死亡者数は、全国で3,904人、東京都内で159人でしたが、これは昭和35年の全国で12,055人、東京都内で1,179人と比べると大幅に減少した数値でした。
そこで今年度は警視庁管内の交通事故による死亡者を昨年度の159人を更に下回る140人を目標に掲げていますが、4~5月累計では対前年で△10人であったのですが、7月累計では対前年+4人となってしまい、やや苦戦しています。
また、最近の死亡事故の事例として、自転車による事故が目立っていて、原因はトラックとの接触もあれば、単独転倒といったものもあって、多様化しています。
しかし、トラックドライバーさんとしては、特に次の4項目について順守して頂きたいです。
①小さな決りをしっかり守る
②自分は事故を起こさないという過信は厳禁
③ハンドルは命に繋がっているという意識を持つ
④事故は自分に係る多くの人たちに傷を負わすことになり、その傷を一生負う場合もある



大森課長様の講話の前にご持参頂いた『ドライブレコーダーは見た!~危険予測で大切な命を守る~』というDVDを視聴しました。
経営者層向け「交通事故防止大会(講習会)」終了後は、納涼親睦会が行われ、目黒交通安全協会会長(黒沼運送㈲社長・前支部長)である黒沼共栄氏の挨拶で開宴しました。
